これで分かる!イスラム教・イスラームの事。




イスラーム

 

イスラム教・イスラーム教についての違い

日本では『イスラム教』という言葉で認識している人が多い宗教。

しかし、近年では宗教研究者を始めとする一般的に『イスラーム』と表記する事が多くなってきている。

 

『イスラム』よりも『イスラーム』の方が原語のアラビア語に、
より近い表現である事から『イスラーム』という表現になっている。

 

また、『教-ism-』は宗教の側面のみを意味する事から『教-ism-』を外して、『イスラーム』のみでの表記が主張され、定着してきている。

 

『イスラーム』この言葉は「神への帰依」という意味があり、
「深く信仰し、その教えに従う」という意味がある。

 

また、『イスラーム教徒』の事を『ムスリム』という。『ムスリム』の意味は「神に帰依した人々」の意味である。

 

このイスラーム、推定ではあるが世界的に17億人のムスリムがいるとされており、
その半数以上はアジアに暮らしています。

 

この数字はキリスト教に次ぐ人口の多さであり、
米国調査機関(ピューリサーチセンターPew Research Center)のデータでは2070年に、
キリスト教とイスラーム教の人口は同数になり、
2100年にはイスラーム教が世界最大勢力になるとも発表されている。

 

なぜイスラーム教が増えているのかは、
イスラーム(ムスリム)が多く生活しているアジアの地域は、
人口が増加している傾向にあり、出生率が高く、親の宗教を子供が自動的に引き継ぐ形とされているので、国民の人口が増加している国や地域で、増加傾向である。

 

今現在は、世界人口の4人に1人はイスラーム教徒であるという計算です。

 

ムスリムが多い国

女性イスラーム
1 インドネシア(東南アジア)

2 パキスタン(南アジア)

3 インド(南アジア)

4 バングラデシュ(南アジア)

5 エジプト(中東)

尚、日本では宗教に関しての大規模な調査は行われていない為、正確な数字が発表されていない。

 

ネットなどでは、日本のムスリムの人口などが記載してある事も多く見かけるが、
調査をしていないので、あくまで予想での人数である。

 

『アッラー』⇒『神』

アッラーとはイスラームの原語であるアラビア語で「神」という意味である。

 

『アッラー』という神の名前と勘違いしている人も多いが、
神の名前ではなく、アラビア語で『アッラー』⇒『神』である。

 

イスラームの始まりは

イスラムメッカ

ムハンマドにより広められたとしている。

ムハンマドはムスリムの典型的な名前なので、多くは『預言者ムハンマド』と呼ばれている。

宗教における資料には訛りである「マホメット」とも呼ばれるが、日本語表記の場合はムハンマドが多い。

 

ムハンマドが、マッカ(メッカ)郊外で悩みを抱えて瞑想をしていた時に、
大天使ガブリエルに出会い、唯一神の啓示を受けたとされている。

 

その後も次々と啓示を下されたと主張し、預言者としての自覚が目覚め多くの人に広めたとされている。

 

ムスリムは何をするのか

イスラーム女性

ムスリムはこの世に唯一の神を信じ帰依し、
神の教えを実践し、定められた規則を守り生活していく事が義務とされている。

 

一方でムスリムは他人にイスラームを強要や勧誘する事なく、
自らが喜んで行っている行為である。

 

ムスリムには「六信五行」という義務があります。

 

1 シャハーダ(信仰告白)

2 サラー(礼拝)

3 ザカート(喜捨)

4 サウム(断食)

5 ハッジ(巡礼)

ムスリムは、この5つの信仰行為を行わなければならないとされています。

 

1 シャハーダ(信仰告白)

「シャハーダ」日本語にすると『信仰告白』

「アッラーの他に神はなし、ムハンマドはその使徒である」とアラビア語で唱える。

 

2 サラー(礼拝)

聖地に向かって礼拝する行為。

聖地(イスラーム発祥の地であり、マッカ州の中心部にあるカアバ神殿)の方角に1日5回祈りをする。

サウジアラビア。

夜明け・夜明け以降・昼・日没・夜の5回である。

 

3 ザカート(喜捨)

寄付を表す行為。

裕福な人が貧しい生活の人へ自由意志による、寄付をするという行為。

 

4 サウム(断食)

イスラームのラマダーン月の期間中に断食をする行為。

 

日の出から、日没までの太陽の出ている時間に食べ物を口にしない行いである。

その時間帯以外では食事が可能であり、ラマダーン後には盛大に祝うお祭りも開催されている。

 

また、断食中は食事以外でも、性行為・人の悪口・喧嘩や争い事なども禁止されており、
穏やかに過ごし、自らを清める行為である。

 

『ラマダーン』⇒『断食』ではなく、
ラマダーンはイスラームの月で「聖なる月」とされている。

 

5 ハッジ(巡礼)

マッカ(メッカ)へ巡礼する事。

ムスリムの人は、人生で最低1度はマッカ(メッカ)巡礼が義務となっている。

 

イスラーム(ムスリム)の日常生活でのハラムとハラル

イスラム教

ハラム(ハラーム)は禁止すべき行為であり、タブーとされている事。禁忌。

ハラル(ハラール)はムスリムで許可されているOKな事。

 

上記の2つには国や地域、研究者によって違った見解があり、諸説有りとなっている。

ここでは代表的に言われている事項のみを記載しています。

 

ハラム(ハラーム)禁止されている行い・行為

 

●豚肉を食べてはいけません。

その他の肉もイスラームの規律を守った調理方法でしか口にする事が禁止とされています。

 

●酒の禁止

正確には酒は禁止されていませんが、アルコールを飲んで酔ってはいけない。

 

●賭博・ギャンブルNG

『利益をとってはいけない』とされている。

この事は、ザカート(喜捨)にも繋がっている。

 

●食事は右手。左手は失礼にあたる

食事は右手でする。左手は不浄の手。

用を足す時に左手を使う事から、左手で物を渡したり、握手する事は禁止されている。

 

●偶像崇拝の禁止

イスラームはアッラー以外に神は存在せず、崇拝するのはアッラーのみとしており、
その他への崇拝は禁止行為である。

 

●女性の肌の露出が禁止

男性の性的欲求を刺激しないように、
『女性の美しい所を隠す』という考えです。

 

地域や国などによって隠す部分が異なり、目だけ露出していたり、
顔全体を露出をしていたりと、様々な形式がある。

 

基本的にはカラダ全体(手は露出OK)を露出せず、顔もしくは目だけを露出している場合が多い。

 

●公共の場で男女は別々

公共の場では男性と女性は一緒にしないのが一般的。常に別々になっている。

 

●婚前交渉禁止・交際も禁止

一般的には結婚前に交際、性交渉も禁止とされている。

 

●男性はOKだが、女性は禁止な事が多い

同じ行動でも、女性だけが禁止とされている事柄が多く存在する。

 

近年では変化してきているが、男女平等の流れなのか、デモなども頻繁に行われ
上記で紹介した恋愛観もだいぶ変わってきている。

 

●一夫多妻制

男性は女性の同意があれば4人まで妻を持ってよいとされている。

 

昔の戦争での出来事からイスラームの男性が多く戦死し、
子孫を残せなくなってしまう恐れがあった為に、一夫多妻制が認められるようになった。

イスラム礼拝

 

イスラームのまとめ

日本人は宗教と言う言葉自体を耳にする事が少なく、
イスラームの人々と接する機会もなく、馴染みの薄い存在となっています。

 

また、日本人のイメージでは、「イスラーム」=【9.11】の事を連想する人も多いと思います。

しかしながら、テレビなどでよく見かける【イスラム過激派】と言われる人々は、
イスラームの中でも極々一部の人々であるにも関わらず、
日本人からは敬遠されている印象があります。

 

同じ宗教でもキリスト教やヒンドゥー教などと違い、
【イスラーム】=【テロリスト・過激派】なのではないでしょうか?!
全くそんな事はないです。

 

留学生や旅行者の方で日本に来ているイスラームの人も多く、
また、日本に来ている技能実習生の中にもイスラームの人もいます。

 

しかし、礼拝やお祈りも、仕事の無い時間帯に行っていたり、
決して仕事に差支えが出るような事はしませんし、
人に迷惑をかける事や、仕事や学校に迷惑をかける事も一切ないです。

 

弊社ジャバチでもバングラデシュビジネスを行っている関係で、
(バングラデシュは国民の90%以上がイスラームです)

イスラームのムスリムの人とかなり接する事が多いですが、
宗教に関して特別何かを感じた事もなく、
日本人と接しているのとなんら変わりはないです。

 

イスラーム全体を悪く捉えている方がいたら、それは大きな誤解ですので、
イスラームを少しでも理解して頂ければと思います。








 

★よく読まれている記事★

外国人技能実習制度ジャバチ画像▼人手不足でお困りの企業様!技能実習制度を利用して外国人の雇用を検討してみませんか?

今出している求人広告費用で確実に人材確保が可能です。毎月広告に無駄な費用を払い続ける事は、もうやめましょう。

■その他オススメの記事■
●新たな外国人技能実習制度について
●実習生の受け入れが可能な職業一覧